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JR関西本線高架化起工式 京奈和道の整備に合わせ - 奈良市

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工事の無事を祈願し、鍬入れする関係者ら=9日、奈良市八条4

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 京奈和自動車道の整備に合わせ、奈良県と奈良市が実施するJR関西本線(大和路線)高架化工事の起工式が9日、奈良市八条4丁目の新駅西口広場予定地であった。工事区間は奈良市大森町から同市八条4丁目までの約1・9キロ(高架化は約1・4キロ)で、奈良―郡山駅間に新たに設置される駅と合わせて、2028年度の完成を目指している。

 

 同市八条・大安寺地区は、京奈和自動車道の奈良インターチェンジ(IC)や、同ICへのアクセス道路となる西九条佐保線、大安寺柏木線の整備を予定。これに合わせてJR関西本線の一部を高架化し、道路と鉄道を立体交差化する。

 

 高架化により大安寺、南大安寺、八条、中八条の四つの踏切が除却され、交通渋滞の解消、安全性が向上するとともに、鉄道で分断されていた地域間の交流の活発化も期待される。

 

 同事業に向けては21年1月に県とJR西日本が鉄道高架化にかかる工事施行協定を締結し、同年9月に工事に着手。今年4月に仮線路への切り替えを行い、起工式を経て、7月から高架化工事に本格着手する。

 

 高架化の工事費は新駅設置費を除き、約155億円を見込むが、物価高騰で増額となる可能性がある。

 

 起工式は県選出の国会議員や県議、奈良市議、地元関係者や工事を担当するJR西日本の関係者ら約70人が出席。主催者の山下真知事は「高架化が実現すれば、踏切などによる交通渋滞が解消されるとともに、京奈和自動車道奈良インターチェンジや新駅の設置など一帯の開発が進むことで、県全域に大きな効果が生じる」とあいさつした。

 

 このあと、県や奈良市、地元関係者の代表者らが工事の無事を祈願し、鍬入れの儀式を行った。

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