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音羽山観音寺後藤住職の花だより - バトンを引き継ぐ編 2024年3月末

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春の訪れを待つ音羽山観音寺本堂

後藤住職へ

 

 取材などで音羽山観音寺に定期的に通うようになってから8年になります。

 

 参道を歩くだけで夏は体中の水分が出るくらいの汗をかき、冬は体が冷えすぎて少しの衝撃で痛みが走るような経験をしました。そしてやっとの思いで訪れた記者を笑顔で迎えてくれた住職。

 

 桜が終わって薫風吹くころにはバトンを受け取った記者が山を登ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

初めて登る音羽山観音寺

 3月も終わりに近づいた晴れの日、前任の記者と一緒に初めて音羽山観音寺を訪ねました。

 

 登り口にある駐車スペースに車を停め、いよいよスタート。体力に自信のない私は杖を2本借りました。思っていた以上に急な坂道をゆっくりと登ります。

 

「登れなかった人はいない」という前任記者の言葉に勇気づけられながら登る「登れなかった人はいない」という前任記者の言葉に勇気づけられながら登る

 

 まっすぐ天に向かって伸びる杉の木に囲まれ、川の音と鳥の声を聞きながら進みます。これまで8年間の音羽山での思い出や出会った人々の話を聞きながら登り続けて約40分。坂道に階段が現れ、その上に、ちょうど門を開けに来ていた後藤住職の姿がありました。

 

 本堂の方に向かうのかと思えば、前任記者と一緒に門の横にある花を見ながら、

 

 「○○はまだかしら」

 

 「あそこに生えているのは…」

 

 と、ハサミで草花をチョキチョキしながら会話に花が咲きます。

 

 

これからよろしくお願いします

 前任記者の退職に伴い、花だよりのコーナーを引き継ぐことになりました。寺を訪れるまでの心配は、そもそも山に登れるのか、野の花にまったく知識のない私が担当できるのか―。

 

 「良いんじゃないかしら」

 

 そう言ってくれた住職の言葉に力をもらい、四季折々の花に囲まれた後藤住職の日々の暮らしを伝えていきたいと思います。

 

 観音寺に住むオサムやサクラにもごあいさつ。これからもよろしくお願いします。

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居(おりい)下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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