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【速報】富雄丸山古墳の木棺 鏡3面と竪櫛9点

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鏡(奥)などが見つかった富雄丸山古墳の木棺=12日、奈良市丸山1

 奈良市丸山1丁目の富雄丸山古墳(4世紀後半)で、埋葬施設の木棺内から青銅鏡3面と竪櫛(たてぐし)9点が見つかり、市教育委員会が13日発表した。市教委は「古墳時代の葬送儀礼や被葬者を考える上で重要な成果」としている。

 

 富雄丸山古墳は直径109メートルの円墳。市教委は2022年度、墳丘北東に取り付く「造り出し」で粘土槨(ねんどかく)と呼ばれる埋葬施設を確認。木棺を覆う粘土から類例のない盾形銅鏡と、古代東アジアでは最大の鉄剣となる長さ2・37メートルの蛇行剣(だこうけん)を発見した。23年度は木棺の調査を進め、今年2月6日には木棺が良好な状態で残っていることを発表していた。

 

 木棺は丸太を半分に割り、内部をくり抜いた「割竹形(わりたけがた)木棺」。長さ約5・6メートル、幅64~70センチ。両端を「小口板」でふさぎ、ひつぎ内部を2枚の「仕切り板」で3分割していたことが分かった。

 

 ひつぎ中央の主室では、被葬者の頭部が想定される位置に水銀朱が集中していた。鏡3面は南東側の副室の南東端に重ねた状態で置かれていた。いずれも鏡面が上を向いており、現時点で鏡の種類は不明。竪櫛9点は主室の南東端でまとまって出土。竹製で漆が塗られていた。

 

 発掘調査現場の一般公開を16日午後0時半から同3時までと、17日午前10時から午後3時まで実施する。古墳西側のグラウンドで受け付ける。小雨決行。現地に駐車場はない。

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