社会

ベトナムの視察団、介護の現場を見学 入浴法や器具、実習の様子も 大和郡山の介護老人保健施設で

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入浴施設を見学する視察団のメンバー=2月29日、大和郡山市田中町のウェルケア悠

 奈良県大和郡山市田中町の医療法人悠明会の介護老人保健施設「ウェルケア悠」に2月29日、ベトナムの視察団が訪れ、介護、リハビリテーションの現場を見学した。医療・介護・ITのウェルグループ・ウェルコンサル(大阪市、井村征路代表)が、2月26日から5日間の日程で招いた。発展途上国の課題解決につながる日本企業のビジネスを支援するJICA(国際協力機構)の中小企業・SDGs(持続可能な開発目標)ビジネス支援事業を活用した。

 

 同社は自社で開発したリハビリ職員の人材育成プログラムをベトナムの教育機関で導入し、将来的に日本での就業につなげてもらう目的。大学、理学療法士の団体の関係者ら5人が訪れた。一行は来日後、県内外の学校、医療・福祉施設などで日本の介護、医療、リハビリ、人材教育の実態をを視察。ウェルケア悠では、井村代表が同社の事業や医療、介護人材に関するベトナムとの深いつながりを紹介した。

 

 視察団は施設職員の案内で、リハビリや入浴の状況、方法、器具などを見学。実務を通して知識や技術を習得する学生の実習の様子にも触れ、職員に質問するなどした。

 

 ペニカ大学医学技術学部長で、リハビリ協会総秘書のカオ・ミン・チャオさんは「ベトナムも高齢化が進んでいる。人材教育や医療、リハビリで学ぶことが多かった。お互いに利益のある協力関係が築ければ」と期待。

 

 同社は今月、ベトナムに現地法人を設立予定。井村代表は「人材教育のノウハウとともに日本の介護とケア、それに伴う心の部分も世界各地に輸出していく第一歩になれば」と意欲を見せた。

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