歴史文化

古墳の石棺、排水穴で遺体保全か 長期間の殯で必要に - 橿考研・岡林さんが説示す

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不退寺境内に安置されている底に穴(写真中央)の開いた石棺=奈良市法連町

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 古墳に納められた石棺の底に開けられている穴は何かー。単に「排水用」とされてきたこの穴について奈良県立橿原考古学研究所の岡林孝作・学芸アドバイザーが検討し、死者の遺体を仮安置する殯(もがり)の際に、遺体を保全するためのものだったという説を示している。実態が分かっていない古墳時代の葬送儀礼を考えるうえで重要な知見となりそうだ。(竹内稔人)

 

 岡林さんは石棺に開けられている排水用の穴を調べ、全国で29例を確認した。石棺の種類は舟形石棺23例、くりぬき式の家形石棺5例、組み合わせ式の同石棺1例だった。

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