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国原譜

江戸城本丸にあった「松の廊下」は中庭に…

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 江戸城本丸にあった「松の廊下」は中庭に沿ってL字型に曲がり、長さは50メートルもあったという。幅は3.6〜4.5メートル。はめ殺しのふすまに松の絵が描かれていた。

 

 この廊下が刃傷沙汰の舞台となったのは元禄14(1701)年3月のこと。言わずと知れた忠臣蔵の起点だが、衆議院に解散風が吹くたび、映画やドラマのワンシーンを思い出す。

 

 赤穂藩主の浅野内匠頭(たくみのかみ)は勅使(ちょくし)の接待で指導役の吉良上野介から辱めを受け続け、ついに刃傷に及ぶ。

 

 脇差に手を掛けながら抜刀をこらえる浅野に、吉良は「できぬことはなさらぬもの」。このからかいが、浅野に一線を越えさせた。

 

 橿原市長選が終わり、県内では次期衆院選への関心が一層高まりそうだ。内閣支持率が低迷する中、岸田文雄首相は「伝家の宝刀」を抜くのかどうか。抜けば与党にも国会に戻って来られない議員が出るだろう。

 

 宝刀の柄に手をかけているのは首相だが、さやを握るのは国民だ。全代議士の首を切るだけの大義があるのかどうか、目を凝らしてしっかり見ていく必要があるだろう。(増)

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