歴史文化

仏様がやってきた 行基ゆかりの愛知・財賀寺から千手観音立像 奈良市のカフェ「メカブ」で6月26日まで展示 6月2日には撮影会も

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展示中の財賀寺の千手観音立像と西本住職(左から2人目)、店主の佐々木さん(右から2人目)=28日、奈良市西木辻町のカフェ「メカブ」

 奈良国立博物館の写真技師だったフリーカメラマンの佐々木香輔さん(39)が営む奈良市西木辻町のcafe&gallery「メカブ」で、奈良時代の高僧・行基ゆかりの財賀寺(愛知県豊川市)の千手観音立像(江戸時代初期)が展示されている。6月26日まで。同寺開創1300年記念事業として行う秘仏本尊の御前立像全国巡行(じゅんこう)の一環。6月2日には仏像撮影会も開かれる。

 

 財賀寺は聖武天皇の勅願で行基が724年に開創。御前立像の全国巡行は今年の開創1300年を記念し10月12日から始まる秘仏本尊開帳に向けて、2018年11月から行っている。

 

 同店での展示は、数多くの仏像写真を手がけてきた佐々木さんが、同寺の西本全秀住職に願い出て実現。全国63カ所目で、県内では2カ所目となる。

 

 御前立の千手観音立像は、総高は210センチで豪華な台座が特徴。1997年に解体修理が行われ、手や化仏が美しく修復された。

 

 西本住職は「多くの方に仏さまに出会っていただく一助になれば。近い距離で親しんでいただければ。一緒に撮影も可能です」と話す。

 

 佐々木さんは「文化財になってもおかしくない仏像。出開帳のように自分たちのところに来て下さりありがたい。ぜひ手を合わせに来ていただければ」としている。

 

 カフェの営業は水・木・金・土曜日の午前11時~午後5時(ラストオーダーは午後4時)。6月2日の仏像撮影会は午前午後各回10人までで参加費は3000円。先着順。

 

 申し込みはメカブホームページか、佐々木さん、携帯電話080(6022)1985。

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