政治

奈良県香芝市長選あす5月19日に投開票 学校統廃合が争点

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市議会議員補欠選挙も

 

 任期満了に伴う奈良県香芝市長選挙と市議会議員補欠選挙(欠員1)はあす19日、投票が行われ、即日開票される。届け出順に、前市長の吉田弘明氏(63)=無所属=、現職の福岡憲宏氏(50)=無所属、立憲民主党・日本維新の会・国民民主党推薦=、弁護士の新人、三橋和史氏(35)=無所属=、政治団体幹事の新人、中瀬弘氏(72)=同=の4人が立候補。子育て支援策や高齢者福祉の対応を巡り、論戦が交わされている。

 

 4年前の市長選の投票率は43.09%(当日有権者数=6万2859人、投票者数=2万7084人)。元市議長の福岡氏が県内一番の住みやすさを目指す「ならイチ」をスローガンに掲げ、現職(当時)の吉田氏を476票差で制し初当選した。

 

 今回は、市立3小学校(関屋・志都美・鎌田)を移転・統廃合する再編イメージを示した市教委の学校統廃合方針の是非について、4候補者がそれぞれに言及。子育て世代や地域住民の投票行動も注目される。

 

 吉田氏は、学校統廃合方針の白紙撤回▷学校給食の無償化▷保育園や幼稚園の負担ゼロ▷大学の奨学金返済免除―などを公約。

 

 福岡氏は、保育料第2子以降完全無償化の実績をアピール。入学祝いギフト、五位堂駅ロータリーの渋滞解消などを公約し、「拙速な学校統廃合に反対」。

 

 三橋氏は、当事者目線の子育て支援、高齢者福祉、交通利便性向上などを提案。人口増を図り「学校統廃合方針は見直す」とした。

 

 中瀬氏は、「学校統廃合は絶対反対」の姿勢。給食費の半額化▷高齢者の社会保険減額や生活支援充実▷市長の給与半額―など公約。

 

 選挙情勢について、各陣営は「見えない」と口をそろえるが、福岡陣営は「現職である分、他に半歩リードしているが、予断を許さない状況」と分析。自民党の高市早苗事務所の筆頭秘書のサポートを受ける吉田陣営、若いメンバーを中心にSNSでの情報配信や街頭演説で勢いに乗る三橋陣営、関屋、志都美、鎌田地区を練り歩き「学校統廃合反対の人は私に投票を」と呼びかける中瀬陣営らの追い上げから目が離せない。

 

 投票は19日午前7時から午後8時まで市内27カ所で行われ、午後9時から同市本町の市総合体育館で即日開票される。

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