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キダ・タローさん奈良県内でも数多くの曲残す 広陵町歌や葛城市の市歌など作曲

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広陵かぐや姫まつりでブラスバンドを指揮するキダさん=2015年9月、広陵町の竹取公園(同町提供)

 14日、93歳で亡くなった作曲家のキダ・タローさん。「浪速のモーツァルト」と呼ばれて愛されてきたが、奈良県内でも数多くの曲を残している。

 

 広陵町では町制20周年を記念し、キダさんが町歌を作曲した。それから約50年間、町のさまざまな行事で歌い継がれてきた。

 

 2015年9月には、町制60周年記念事業として「広陵かぐや姫まつり」にキダさんが出演。キダさんの指揮で町立広陵中学吹奏楽部が町歌を演奏し、来場者も一体となって歌った。

 

 山村吉由町長は「(町歌は)リズミカルに広陵町の町の発展を表現していただいていると思います。これからもキダ・タローさんの思いを町づくりにいかしていければと思います」とのコメントを発表した。

 

 一方、2004年に新庄、当麻両町が合併して誕生した葛城市の市歌「緑の風」は、全国から公募した歌詞にキダさんが曲をつけた。軽快で親しみやすいメロディーは市民にも人気だ。山添村でも、1977(昭和52)年2月に村誕生20年を記念した村歌をキダさんが作曲し、村民に親しまれてきた。

 

 また、「剣豪の里」として知られる奈良市柳生地区でも、キダさんが作曲した「柳生音頭」が今も踊られている。

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