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【速報】石神遺跡の南東隅を確認 - 奈良・明日香

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7世紀前半の区画の南東隅と考えられる柱穴(奥)と石組み溝=29日、明日香村飛鳥の石神遺跡

 飛鳥時代の迎賓館とされる、奈良県明日香村飛鳥の石神遺跡で、7世紀前半の区画の南東隅を示す塀や石組み溝が見つかり、奈良文化財研究所(奈文研)が29日発表した。同遺跡で区画のコーナーを確認するのは初めて。奈文研は「7世紀前半の遺跡の規模、遺跡全体の構造や変遷を考える上で重要な手掛かりを得た」としている。

 

 石神遺跡は7世紀代を通じて造営が繰り返された遺跡。斉明天皇の時代(655~61年)には建物群や石敷きの広場などが整然と配置され、「日本書紀」に記述がある、蝦夷(えみし)ら外国使節を迎えて服属儀礼や饗宴をする施設だったとみられている。

 

 調査地は1902~03年に須弥山石(しゅみせんせき)と石人像が出土した水田。奈文研は、同地では36(昭和11)年と81(同56)年以来、3回目となる発掘調査を実施した。

 

 その結果、西側から続く7世紀前半の遺跡南限の東西塀と、途中で北に折れる南北塀を新たに検出。南北塀の東側では、調査区外でクランクする南北方向の石組み溝も再検出した。これら塀と溝は7世紀前半の石神遺跡の区画東南隅に当たると考えられ、区画の規模は東西102メートル以上と判明した。南北は175メートルと推定されている。

 

 東西塀は7世紀前半の間にさらに東へ延ばされ、区画が東側に拡張していたことも明らかになった。

 

 現地説明会を2日に開催。午前11時から午後3時まで。小雨決行。駐車場はない。

 

 

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