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大和古寺お参り日記【41】 - 室生寺(上)

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漣波式衣紋の釈迦如来立像と七仏坐像や宝相華・唐草文が描かれた美しい板光背

 張り詰めたような冷気が漂う冬の午後、宇陀の山あいに立つ室生寺を訪ねた。高野山に女性の参拝がかなわなかった時代にも参拝が認められ、「女人高野」と呼ばれた。

 

 修験道の祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が天武天皇の発願で建立、奈良時代、病に倒れた山部親王(後の桓武天皇)の延寿祈とうを興福寺の僧が行ったことをきっかけに、伽藍(がらん)が整ったと伝わる。

 

 山岡淳雄執事によると、後に空海も関わった真言密教の道場が建ち、多くの僧が修行していたという。

 

 仁王門をくぐると、石段の「鎧(よろい)坂」が続く。金堂を目指して階段を上がる。金堂は平安時代初期に造られた寄せ棟造りの建物で、屋根はこけらぶき。古びて色あせた柱が柔らかな印象を与える。

 

「鎧坂」の石段。奥に見えるのは金堂
平安時代初期に建てられた金堂。国宝に指定されている。

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