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音羽山観音寺後藤住職の花だより - まず食べてみる編 2023年7月下旬

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取材した日に見つけた先分かれしたクガイソウ

 住職がミョウガの葉をかき分けています。「まだ咲いていないわね」ミョウガの食べる部分は花です。今年は遅咲き。食べる楽しみはもう少し先になりそうです。

 

 

おいしそうなのは 何でも口に入れる

 

 春先に聞いたクロシマガキに花が付いていません。

 

 「今年は実を付けないのかしら」

 

 心配そうに柿の木を見上げます。クロシマガキはとても小さな柿がなります。同じように小さい実がなるロウヤガキのことも思い出したようです。これらの柿の木は主に茶花として愛でるものです。

 

2021年11月撮影のクロシマガキ

 

2021年11月撮影のロウヤガキ

 

 「ロウヤガキの実が赤くなってきたとき、口に入れてみたら渋かったのよ。しばらく置くと実が黒くなってくるのよね。ちょっと甘そうに見えて、食べてみたら渋みはないけどおいしくなかったの」

 

 何でも口に入れてみる住職。

 

 「胃が丈夫なのは、昔から何でも食べてみるからかもー」と笑いながら話します。

 

 また台所に、名前が分からない葉が入ったボウルがありました。

 

 「これ知らない? ミズブキ(ウワバミソウ)よ。葉をごま和えにするとおいしいの。お滝(不動堂近く)の水気の多いところに生えてるの。まだ食べられるところが残っているから置いているのよ」

 

野草のウワバミソウ。手前は育てているブルーベリー初収穫

 

 野草でも最後まで大切に食べるのが当たり前の住職です。

 

 さて、住職は観音様のお下がりも全部食べるのですが「この間、『甘い物は控えるように』ってお医者様に言われたのよね」といいながら、1つ葛餅を食べた後で、2つ目の葛餅を記者の前に置きました。

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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