歴史文化

火の粉舞い落とし籠松明上堂 - 奈良・東大寺お水取り

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ひときわ大きな松明が上がった二月堂の修二会=12日、奈良市雑司町の東大寺

 東大寺二月堂(奈良市雑司町)の修二会(しゅにえ=お水取り)は12日、毎夜の松明(たいまつ)より大きい「籠松明」が二月堂に上がった。今年も新型コロナウイルス感染防止策で一般の参拝を禁止。参拝者のいない中で火の粉が激しく舞い落ちた。

 

 松明は二月堂へ上がる練行衆(れんぎょうしゅう)を導く道明かり。籠たいまつは長さ約8メートルあり、世話役の「童子(どうじ)」が担いで練行衆を案内すると、舞台の欄干から勇ましく付き出した。

 

 祈りの先導役である「大導師」が書いた「諷誦文(ふじゅもん)」の現在句冒頭では「三宝衆僧ノ御布施一裹 右志趣ハ世界ノ平和ト人類及ビ万物ノ幸福ヲ祈ランガ為 観音菩薩ノ御前ニ跪イテ 三箇ノ金鈴ヲ鳴ラスモノナリ」と本行の間毎夜読み上げられている。満行に向けて練行衆の祈りの行は続く。13日未明には二月堂下の若狭井から香水をくみ上げる「水取り」の儀式が営まれる。

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