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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - 火曜日編2 2022年初冬

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お守りを作る住職

 こちらは2022年に取材した記事です。1月4日の記事と合わせてお楽しみください。

 

 オサムは与えられたざぶとんをボロボロにして綿になった上で寝ています。その方が温かく過ごせるようです。またクルミは石油ストーブの近くにあるざぶとんの上で寝ています。雨が降ってきました。気温も下がり、部屋の中でも空気が冷たく感じます。

 

綿だらけのオサム

 

クルミの寝床

 

 

恒例キクイモ掘りは 住職の楽しみの一つ

 

 玄関には箱や紙袋もたくさんありました。

 

 「中身はキクイモなの」

 

 住職が楽しみにしていたキクイモ掘りは明日行く予定ではなかったのでしょうか。「明日は明日でキクイモ掘りに行く予定だけど、その前にいただいたのよ」

 

玄関の中にキクイモの袋がみえる

 

 

 そんなに大量のキクイモをどうするのでしょうか。「キクイモは奈良漬にしたり、酢漬けにしたり、天ぷらや佃煮もできるのよ。明日は掘ったキクイモを潤子さんのところへいくつか持って行こうと思ってるの。きっと潤子さん、佃煮を作るんじゃないかしら」

 

 なるほど。その佃煮を住職がいただくのですね。想像ができるようになりました。

 

 

休日のお守り作り 高野山の思い出

 

 休日はいろいろなことに専念できるので、香草塩のビン詰の作業、お守り作りをしました。香草塩は煮沸したガラスビンとふたが用意されていて、中身を詰めていきます。記者もお手伝いしましたが、あまり奉仕という感覚がなくて、当たり前のように手が動いてしまうのです。

 

 終わったらティータイム。お茶をいただきながら、高野山にいたころの話を聞かせてもらいました。

 

 「高野山のお寺で修業していた時代に、同じ寺のお手伝いさんと2人で、昼の休憩2時間の間にあちこち行ったの。木の実を持って帰ったり、イタドリ、ワラビも採ったわ。その当時は山に鹿もイノシシも出なかったのでヤマユリもあったのよ。きっともうないわね」

 

 高野山も音羽山観音寺の周りも鹿だらけです。

 

 「観音寺の参道にササユリも咲いてたのにね。今は1本もないわ」

 

 環境の変化にため息が出るばかり。このあたりでは、フェンスに囲まれた住職の庭だけ山野草が生き生きとしているのです。

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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