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情報配線施工技能検定2級合格 - 奈良県内高校生初

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「2級取得は1年生からの目標だった」と喜ぶ城龍太さん=奈良市柏木町の県立奈良朱雀高校・奈良商工高校

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奈良県内高校生初

2級情報配線施工技能に

 

 奈良市柏木町の県立奈良朱雀高校(長谷川智校長)の3年、城龍太さん(18)が、県内の高校生で初めて2級情報配線施工技能士の資格を取得した。城さんは卒業後、「大学で情報通信を学びたい」と意欲を語っている。

 

 「情報配線施工技能士」は2004年に国家資格に追加。一般家庭やオフィスでインターネットが普及する中、光ファイバーのブロードバンドネットワークやLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などをつなぐメタルケーブル配線を、家屋やビルで構築する高い知識と技能を認定する。

 

 城さんは天理市立西中学出身。「何か特技をみつけられたら」と同校情報工学科に進学した。1年生の実習で情報配線の組み立て作業が楽しく、先生から資格のことを聞きチャレンジ精神が芽生えた。

 

 検定試験は学科と実技の2種受ける。実技の試験対策で平日放課後は遅くまで残り、土日や長期休みもほぼ毎日学校で実技試験の課題作品づくりの練習を繰り返した。自宅では学科試験の過去問に専念した。

 

 2年生で3級、そして今年、2級に合格。一見とんとん拍子のようだが、日々の努力に裏打ちされていた。範囲が広く難しい2級の学科試験は、担当教諭も「僕でも合格できるか…」と感心。90分以内に光ケーブルとメタルケーブルの配線をつくる実技試験では1度、緊張で時間内に完成せず不合格になっている。

 

 そこで「作業時間が早ければ、緊張してもできるはず」。スマートフォンのストップウォッチ機能を使い、早く仕上げる練習を重ねた。時間を42分まで縮めて再び挑んだ8月の実技試験は余裕をもって完成し、合格をつかみ取った。

 

 2級合格は「1年生からの目標だった」。努力が実り、配線施工を通じて夢は広がる。「卒業後は大学へ進学し、情報通信を学びたい」と語った。

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