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薬師寺東塔落慶法要、来年4月21日から 1万5000人招き盛大に

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来年4月に落慶法要が営まれる薬師寺東塔=8日、奈良市西ノ京町

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 奈良市西ノ京町の薬師寺は8日、12年間に及ぶ解体修理を終えた国宝・東塔(白鳳時代)の落慶法要を来年4月21日から25日まで行うと発表した。当初は修理が完成した20年4月に行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた。

 

 法要は東塔修理のために集められた10万巻の写経勧進結縁者を中心に1日最大3千人、5日間で1万5千人を招待する。一般参加はできない。各日午前10時30分~午後12時30分、東塔西側の特設舞台で毎日同じ内容で法要を営む。

 

 また、東塔内部に祭られる彫刻家・中村晋也さんが制作中の「釈迦八相像」因相の開眼法要も合わせて行われる。「釈迦八相像」は釈迦が誕生するまでの物語を表現したもので、西塔と合わせて8場面になる。

 

 一般の東塔西塔初層内陣入堂参拝は23年4月28日~24年1月15日まで。また、同4月28日~5月8日、9月15日~9月24日は三大壁画特別公開も行われる。

 

 同寺の加藤朝胤管主は「本来は完成時に行いたかったが、不安な毎日を過ごす中で決行することは出来なかった。来年春に皆さまと喜びを分かち合うために落慶法要を行いたい」と話した。

 

 薬師寺東塔は大小の屋根が重なる独自の建築美を持ち、「凍れる音楽」とも評される。同寺では唯一、創建当時から1300年間現存する建物。

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