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大和古寺お参り日記【12】 - 龍泉寺(下)

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岩窟から湧き出る泉。「龍の口」と呼ばれる。

 八大龍王尊をお祭りする龍泉寺は、境内のどこにいても水音がする。泉の湧き出る岩窟は「龍の口」と呼ばれ、透明で清らかな水に触れると、とても冷たい。境内にはこの水をたたえた水行場の池があり、修験者は登拝を前に心身を清めるため、この冷水に身を沈める。境内の滝行場「龍王の瀧」では、山から落ちてくる水がしぶきを上げていた。ここで滝行をする女性も多いという。

 

 岡田悦雄住職は「何年もかけて浄化され、お山から頂いた水。水も空気も自然の恵みであることをこの場所で思い出してほしい」と話す。「山は神仏であり、山に入ることは神仏の身体に入ること。修験道の修行は恵みへの感謝を直接山に捧げに行くこと」

 

龍の口から湧き出た水が満ちた水行場

 

滝行場「龍王の瀧」。水しぶきが上がる

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