歴史文化

国家の安寧を祈り 奈良豆比古神社で3年ぶり公開で翁舞

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古式ゆかしい舞いが披露された翁舞=8日、奈良市奈良阪町の奈良豆比古神社

 奈良市奈良阪町の奈良豆比古(ならずひこ)神社で8日夜、国の重要無形民俗文化財指定の伝統芸能「翁舞(おきなまい)」が奉納された。コロナ禍により一昨年は中止、昨年は非公開で営まれたため、3年ぶりに参拝者は能楽の起源とされる古式ゆかしい舞に見入った。

 

 奈良時代、春日王の病気回復を祈願して皇子2人が舞ったのが始まりとされる。現在は氏子らがつくる「翁舞保存会」(豊田義一会長)が舞いを継承、奉納している。

 

 かがり火がたかれた拝殿で、「小鼓(こづつみ)」の独特なかけ声に合わせ、地域の男児が演じる「千歳(せんざい)」が長寿を祝う舞を奉納。翁の能面を着けた「太夫」と「脇」が天下泰平、国家安寧を祝う「翁三人舞」を舞った。

 

 最後に千歳と「三番叟(さんばそう)」が互いに話しかけ合う問答があり、問答を終えた三番叟は鈴を鳴らしながら舞を披露した。

 

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