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大和古寺お参り日記【9】 - 称念寺(上)

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救いを求める人に寄り添う優しさをたたえた本尊の阿弥陀如来立像

 江戸時代の町並みが残る橿原市今井町。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたその町並みは、「今井御坊」と呼ばれた称念寺を中心に形成された。寺に近づくと、修理の終わった立派な外塀が目を引く。

 

古い町並みに建つ称念寺

 

 門をくぐり、本堂を正面から拝観する。屋根の広さと頂上部である大棟の高さに驚いた。瓦の波が美しい屋根は傾斜が大きく荘厳さを感じさせる。浄土真宗本願寺派に属する同寺は、今井兵部卿豊寿(ひょうぶのきょうとよひさ)が室町時代末に本願寺の道場を建てたのが始まりとされる。

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