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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - ミョウガ編 2022年真夏

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「ミョウガありました」と住職

 お滝(不動堂の近く)と無常橋のところに、バケツを持って行って採るくらいミョウガがたくさん生えていたそうです。今は鹿にすべて食べられてしまい1本も残っていません。鹿が増えすぎているのです。

 

 

まるで宝物探しのよう ミョウガの旬は短くて

 

 住職の庭の一角に地植えのミョウガが生えています。

 

 「フェンスに囲まれた境内だからミョウガが大丈夫なの。外のミョウガは食害にあって、1本もないわね」

 

 ごそごそと葉をかき分けて確認する住職。庭にあるのは夏ミョウガ。今年は遅めの旬を迎えました。(いつもは7月からが旬)

 

ミョウガを探してごそごそ

 

 「ミョウガって花が全部咲いてしまったら、おいしくなくなっちゃうの。今が一番良い時ね」

 

 咲いていた花を見せてくれました。庭にあるのは夏ミョウガ、秋ミョウガもあるそうです。秋ミョウガは門の近くのフェンスに囲まれたところに生えています。

 

ミョウガを持つ住職

 

 「それがね。フェンスの網に顔をつっこんで鹿が食べるのよ。あんな狭い隙間に顔をつっこめるのは小鹿かしらね。フェンス近くのミョウガは食べられちゃったわ」

 

 フェンスの中はひと月に1回程度、確認しているらしいのです。ワサビと秋ミョウガ、同じところに植えているそうです。

 

収穫した大小のミョウガ

 

 収穫したミョウガを洗おうとしたら住職に止められました。

 

 「食べる前に洗うのよ。洗ったら腐りやすいの」

 

 そうだったんですね。知らずにいました。

 

 ミョウガは食べるだけでなく葉は膳の盛り付けに使います。ミョウガは使いどころが多いようです。

 

 「もっと肥料やらなきゃね。春のムラサキハナナのために肥料まいたところから出たミョウガは大きいけれど、肥料不足のところは小さいのしか出てないわね」

 

 収穫した大小のミョウガを見て住職が話しました。

 

境内にあったヤブミョウガの花。ミョウガとまったく違う花

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門。

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